はじめまして、またはいつも読んでくださっている皆さまへ。
北木右京(北木@創作ノート)です。
声・気配・言葉――
目に見えないものの中に、人の本質が宿っている。
そんな気づきをもとに、希望と再生をテーマにした創作を続けています。
先日、国立国会図書館へ著作本の納本に行ってきました。
『相貌失認』『無菌室のランナー』『ノーマライゼーションの風景』。
人の生をめぐる三部作として書いてきた、3冊の本です。
なぜ納本制度があるのか
日本の納本制度では、
本を出版してから30日以内に国立国会図書館へ納入することが、
法律(国立国会図書館法)で義務付けられています。
ただし、30日を過ぎていても納本は受け付けられています。
出版物を「国民共有の文化的資産」として後世へ継承し、
国の政策立案や国民の調査研究に活用することが、その目的です。
また、現在および未来の読者のために、
日本国民の知的活動の記録として出版物を網羅的に収集・保存する役割も担っています。
作家としてどのような意味を感じたのか
国会図書館へ著作を納本すると、
日本の出版記録の一部として保存され、将来の読者や研究者がアクセスできるようになります。
書き上げた作品が読者のもとへ届くだけでなく、
記録として残されることにも意味があるのだと感じました。
とても大切なことだと思い、出版した本を納本しようと決意しました。
国会図書館へ持参して納本しました
訪問の受付を済ませ、所定の用紙に記入し、手続きを進めていきます。
受領書を受け取り、納本は完了しました。
手続き自体はとても淡々としたものでしたが、
自分の書いた本がここに収められるのだと思うと、
どこか静かな実感のようなものが残りました。
自著がどのように保存されるのか
人の生をめぐる三部作――3冊を2部ずつ納本したため、
東京本館と関西館に所蔵されます。
また、国立国会図書館のデータベースでは、
『相貌失認』
『無菌室のランナー』
『ノーマライゼーションの風景』
と検索すると、記録として表示されます。
わたしにとって作品は、生きた証のひとつです。
納本を終えたときはとても嬉しく感じました。
大きな出来事というわけではないけれど、
ひとつの区切りのようにも感じられる一日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
書くことで、見えないものに光を灯す――
これからも静かに、言葉を紡いでいきます。

コメント