" /> 『初めてのサイン会』ーーぎこちない線が残したもの」 - 北木右京公式ページ
北木@創作ノート
kitagiukyo

📘 Kindleベストセラー作家|小説家 北木右京|4作品・計17部門1位

『相貌失認 ― やがて見つけた希望の光』
『無菌室のランナー ガラス越しに見上げた春の空』
『ノーマライゼーションの風景――ここにいていい』
『素顔の在処(ありか)』

相貌失認、無菌室、ノーマライゼーション、そして夫婦関係などを題材に、
「人は人をどう認識し、どう理解するのか」というテーマで
小説を執筆しています。

言葉にならない感情や、
人と人との距離の中で生まれる揺らぎをすくい取る
物語を書いています。

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『初めてのサイン会』ーーぎこちない線が残したもの」

はじめまして、またはいつも読んでくださっている皆さまへ。

北木右京(北木@創作ノート)です。

Kindleにて、希望と再生をテーマにした作品を発表し、
複数作品でベストセラー1位を獲得しています。

声・気配・言葉――
目に見えないものの中に、人の本質が宿っている。

そんな気づきをもとに、
言葉にならない感情や、

人と人との距離を描く物語を書いています。

先日、都内のとある場所でサイン会を開きました。

何人かの作家の方とご一緒する、いわば合同のかたちでしたが、

 静かに心に残る一日となりました。

開始前から並んでくださって、ありがたい気持ちでいっぱいでした。

サインの練習もせずに当日にのぞみ、いわばぶっつけ本番。 

案の定、どこかぎこちない線になってしまいました。

実際に書いているときは、こんな感じでした。

書き終えたあと、それを眺めながら、ふと考えます。

 そもそもサインというのは、

誰かに読ませるための文字ではなく

「その人がそこにいた」という痕跡のようなもの

なのかもしれない、と。

そう思えば、この少し不格好な線も、悪くはない気がしてきます。

 あのときのぎこちなさも含めて、 

きっとこれからも思い出に残る一日になるのでしょう。

サインをしながら、読者の方と話ができたことも貴重な経験でした。 

生の声を聞く機会がほとんどなく、その一言一言が心に残ります。

「読ませる文章ですね」と言われたことが、とても嬉しかったです。

この日のやりとりを思い返すと、
これまで書いてきた作品のことが自然と浮かびます。

とくに、「相貌失認」というテーマは、
“目に見えないもの”をどう捉えるかという点で、
今回の感覚とどこか重なっています。

サインが「そこにいた証」だとすれば、
文章もまた、誰かの中に残る痕跡なのかもしれません。

あの日交わした言葉や空気の延長に、
自分の書いてきたものが、静かにつながっている気がしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

書くことで、見えないものに光を灯す――
その小さな灯りを、これからも静かに紡いでいきます。

もしよければ、「読者になる」から
この言葉の旅をご一緒いただけたら嬉しいです。

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