" /> 『素顔の在処』――人はどこまで相手を理解できるのか - 北木右京公式ページ
北木@創作ノート
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📘 小説家 北木右京
Amazon Kindle各部門にて、ベストセラー1位を獲得した実績を持つ。

著書:
📗『相貌失認 ― やがて見つけた希望の光』

📗『無菌室のランナー ― ガラス越しに見上げた春の空』

📗『ノーマライゼーションの風景――ここにいていい』

📗『素顔の在処(ありか)』

📗『リストランテ・リラサーレ』

相貌失認、無菌室、ノーマライゼーション、夫婦関係など、

人と人との関係性を見つめる題材を通して、

「人は人をどう認識し、どう理解するのか」という問いを軸に
小説を執筆しています。

異なる背景や価値観を持つ人々が出会い、支え合い、
ときにすれ違いながら変化していく姿。

一人ひとりの人生が交差する中で生まれる感情の揺らぎや、

人と人との間にある目に見えないつながりを描き、

人間の心の奥にある希望や再生を紡ぐ物語を書いています。

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『素顔の在処』――人はどこまで相手を理解できるのか

はじめまして
またはいつも読んでくださっている皆さまへ。

北木右京(北木@創作ノート)です。

Kindleにて、希望と再生をテーマにした作品を発表し、
複数作品でベストセラー1位を獲得しています。

声・気配・言葉――
目に見えないものの中に、人の本質が宿っている。

そんな気づきをもとに、
言葉にならない感情や、
人と人との距離を描く物語を書いています。

『素顔の在処』を通して考えた「理解の限界」

同級生の夫婦の物語を書こうと思ったことが、
『素顔の在処』を執筆するきっかけでした。

二人は中学生の頃に出会い、再会を経て夫婦になります。

長い時間を経て再会した相手には、
記憶の中の印象が強く残っています。

しかし、実際に共に暮らし始めると、
思い描いていた人物像との違いが少しずつ見えてきます。

強い印象を抱いているほど、
現実との違いに戸惑うことがあります。

その戸惑いは、「相手を理解している」という感覚を揺るがします。

「素顔の住処」では
理解の限界に直面したとき、
人はその現実をどう受け止め、
どう関係を築いていくのかを描こうとしました。

登場人物が“わからなくなる瞬間”

主人公が妻の変化に気づく象徴的な場面があります。

それは、妻が作った弁当を開けた瞬間です。

大人びていて落ち着いた印象を抱いていた妻。
しかし、その弁当からは、
主人公が想像していなかった一面が見えてきます。

人は急にわからなくなるのではなく、
小さな違和感の積み重ねによって、
少しずつ相手を見失っていくのではないでしょうか。

その最初のきっかけとして、この場面を書きました。

「関係性が変化する瞬間」をどう描くか

人は誰しも、
同じ相手と長く関わる中で関係性が変化していきます。

それは年齢を重ねることと同じように、
ごく自然な変化です。

恋愛の時期には、相手によく見られたくて
背伸びをすることもあります。

でも結婚して、
同じ時間と空間を共有するようになると、
見えていなかった部分も自然と見えてきます。

相手への印象は変化し、
関係性もまた変わっていきます。

『素顔の在処』では、
そうした変化を受け入れながら

共に生きていく姿を描こうとしました。

人はそれぞれ、
人生の中で訪れる変化と向き合いながら生きています。

この作品が、
そんな人間関係について考えるきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

書くことで、見えないものに光を灯す――
その小さな灯りを、これからも静かに紡いでいきます。

もしよければ、「読者になる」から
この言葉の旅をご一緒いただけたら嬉しいです。

【作品情報】

気になった方は、作品はこちらです。

『素顔の在処』はこちら

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